数年前に各社が水素水をこぞって発売しましたが、後に「水素水の多くは効果がない」ということが発表され、いまだに水素に嫌悪感やデメリットを抱いている方が多く見受けられます。
今回はそんな水素のデメリットについて、挙げていきたいと思います。
1.水素ってどんなもの?
「水素(H)」は、無色透明・無味無臭で地球上のあらゆる物質の中で最も軽く小さな物質です。
一般的に水素と呼ばれる場合、水素原子が2つ結合し安定した、ガス状の水素分子(H2)のことです。
水の電気分解はもちろん、石油ガスや天然ガスなどの化石燃料の分解から得ることができます。
そのため、豊富でクリーンな「エネルギー源」として注目を浴びています。
水素ガスは、無味無臭の気体で、燃焼させると酸素と結びつき、水になります。
また、水素から電気を取り出すためには、水素と酸素を燃料にして発電する「燃料電池」を使用します。自然エネルギーを利用した効率のよい水素製造の実現によって、二酸化炭素を出さないクリーンエネルギーとして期待されています。
また現在は「水素吸入療法」としても先進医療に認可され、医療業界でも注目されている物質です。
また、水素は、水素濃度が10%以上混ざった状態で点火すると爆発が起こるとされています。
2.水素の副作用
水素吸入には副作用があるのでしょうか。これについては、今のところ、明確な副作用については見つかっていないのが現状です。
ただ、実際に吸入すると人によっては身体に良くない影響も起きる可能性は0ではないため、もし違和感を感じたら中止してかかりつけの医師に相談をするべきでしょう。
3.水素吸入のデメリット
こちらも現状では、水素吸入におけるデメリットは今のところ報告はされていません。美容から癌治療、心肺蘇生時など様々な状態の方に使用されています。
ご心配な方はかかりつけ医にご相談ください。
「水素爆発」の危険性を懸念する方も中にはいらっしゃいますが、水素吸入(生成)器リタエアーは水素濃度約3%以内の安全範囲内ですので問題はありません。ただし、リタエアーで水素吸入中は基本的に火気厳禁ですので、喫煙などは控えてください。
まとめ
火気に気をつけていただければ、水素吸入は身体的にデメリットは現状何もなしとされています。ただ、可能性は0ではないため、気になる方はかかりつけ医にご相談いただくことがベストでしょう。
今回は以上です。