2019年末からおよそ2年新型コロナウィルスによって私たちの生活は大きく変わりました。
その際たる例が、「健康被害」だと思います。
新型コロナウィルスに罹患すると多くは高熱や肺炎また後遺症である味覚障害や毛髪が抜けるなど私たちの健康に甚大な被害を出しています。
また、血栓による循環器系の異常や免疫暴走など多くのことが日々ニュースで報道されています。
そこで、今回は水素における新型コロナウィルスに対しての有効性について記していきたいと思います。
1.血栓予防
英国BBCニュースは、「コロナに感染した重傷患者の約30%に血栓が見られる」と報じています。血栓によって血管が詰まり、その下流の組織への血流が停滞し細胞に栄養や酸素が充分に届かなり、肺などの組織破壊を引き起こします。
水素を投与することで、血栓の付着は32%抑制されることが判明しました。
また、血液のドロドロ化は血栓の形成や肺血栓塞栓症(エコノミー症候群)を生じやすく、その結果、動悸息切れや呼吸困難、突然死、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳卒中などを併発しかねません。
被験者2名に水素ガス20分間吸入をした結果、赤血球は一つずつバラバラにほぐれ、血液がサラサラになることを確認できました。
2.免疫暴走(サイトカインストーム)の抑制
コロナが重症化する一員として免疫暴走(サイトカインストーム)が挙げられます。免疫暴走(サイトカインストーム)とは、主に免疫細胞から分泌されるタンパク質が過剰となり、免疫反応が激化する状態です。それによって血栓が形成され、心筋梗塞や肺塞栓、下肢動脈塞栓などが誘発される可能性が高まります。
「新型コロナの感染モデルとしてネズミの敗血症」では、肺において細胞障害が起きますが、水素ガスを1h吸入させると細胞障害が防御されました。
3.免疫増強
コロナ感染を防ぐには、「自然免疫」の強化が重要です。水素ガスの吸入は白血球の貪食(異物捕食)力を増強することがわかりました。また、赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合して身体中に酸素を運びますが、コロナ患者では通常90%以上の酸素飽和度が80%以下まで低下する状態が多発すると報じられています。コロナ患者の血液はドロドロになっています。活性酸素が激増し、酸化ストレスとなって多臓器に傷害を与える状態となります。この状態では、赤血球内部のヘモグロビンが流出する「溶血」となります。人体において、溶血は致命的な最終段階です。
そこに至る段階の前であっても、新型コロナの酸化ストレスが高まれば、敗血症や多臓器不全をもたらす可能性が大きくなります。
常に酸化ストレスを抑制しておくことが溶血を防ぐ有効な方法になると考えられます。
水素ガスを投与すると、赤血球が防御されることがわかりました。
また、水素の投与は体温の上昇を促すこともわかっています。理由としては毛細血管の拡張による血流の増加。体温の上昇はNK(ナチュラルキラー)細胞の活性を促します。NK(ナチュラルキラー)細胞はウィルス感染細胞やガン細胞に攻撃を仕掛け破壊します。
コロナウィルスにおける水素の有効性は他にも「ウィルスの侵入遮断」効果なども期待できるようです。
自身やご家族、大切な人を守るために私もこの事業をスタートさせました。
是非、水素について理解を深めていただければ幸いです。
参考文献
『水素の効力』(栄養書庫)
(著)三羽信比古
まとめ
以上のように明確なデータとして新型コロナウィルスに対して水素は有効であることが証明されています。しかし、いかに水素が新型コロナウィルスに対して有効であっても日々の生活習慣を蔑ろにしていたら意味がないと私は思っています。
これは選択の問題です。
ジャンクフードばかり食べるのか、自然食を選択するのか。
毎日アルコールを摂取するのか、週末だけ楽しむのか。
ジュースばかり飲むのか、普段は水で過ごすようにするのか。
人間には解毒能力があるから完璧じゃなくても大丈夫です。
すぐに良い方にも悪い方にも変化しません。
ただ、今日の身体、体調、状態は今日まで飲み食いしたものからできていることは間違いありません。
「免疫」は腸が司ります。
腸内を綺麗に保つことこそが、免疫アップの秘訣です。
新型コロナウィルスのせいにするのではなく、今一度、自身と家族が病院に行かなくても良いような身体作りを考える時代なのではないかと思います。
良くも悪くもモノは溢れかえっている時代です。
適切な選択と次世代を守る行動をとることこそが今の大人の務めなのではないかと思います。
今回は以上です。